世界で一番胴体の長いA340-600のカタール航空の塗装です。カタール航空は、ペルシャ湾岸にある小さいけれどとても豊かな産油国カタールの半国営のエアラインです。まだ出来て10年ちょっとの新しい会社ではありますが、どんどん飛行機を増やして、ドーハを拠点にぐいぐいと就航地を増やしているようです。
この会社の飛行機を初めて見かけたのは一時帰国するときのロンドン・ヒースロー空港でした。グレーの機体に紫のロゴとシンボルってのがものすごくおしゃれに感じて、「世界は広いなあ」と印象に残ったのですが、関西空港に着いて、このエアラインが関西空港にも就航してることに気がつきました。
世界は広いようで狭いのかもしれません。大阪に就航してるってことで、次帰国するときには使ってみたいな~とおもってます。
尾翼と4つのエンジンに描かれてある鹿みたいな動物は、カタールに生息するオリックスって動物だそうです。このエアラインのシンボルみたいな感じの扱いで名前までついてて、おっりぃ(Ollie)っていうそうですよん。ぬいぐるみとか売ってないかな?あったら買っちゃいそう。。。
さて、路線拡大を図るカタール航空ですが、2004年に長距離路線用として10 機発注したのがこのA340-600です。この9月にちょうど最初の一機が引き渡されました。なんでも機体の構造を強化した改良型だそうですよ。モデルじゃよくわかんないけど。ところが、モデルの製造元のHerpa社は、実際にA340-600が就航するずっと前にこのモデルを作って販売しちゃったので、モデルには所属する国ごとにつけられる機体番号(レジというみたい)がついていません。
しかも!カタール航空はこのA340-600の初就役に合わせて機体塗装を変更。胴体のロゴと、尾翼のおっりぃがでかくなっちゃいました(下(↓)の写真)。ってことで、このA340-600のモデル、
模型でしか存在しない機体デザインになってしまいました。