オランダのフラッグ・キャリア、KLMオランダ航空の最新鋭機、B777-300ERです。
ボーイング777、通称“トリプルセブン”の胴体延長型かつ航続距離延長型の-300ERは、世界で3番目に大きなジェット旅客機です。各エアラインからその効率性が評価されて、これまで活躍してきたB747の置き換えなどのために発注され、現在どんどんその数を増やしています。KLMも2006年に6機発注しています。
JALやANAに加え、Air FranceやAir CanadaにEmiratesなんかも使用しているので、日本でも見る機会が増えてきているようです。
ただ、不思議なことに、ボーイング社のおひざ元のアメリカ合衆国内では、まだこの-300ERの発注がないはず。UnitedやAmericanにDeltaといったレガシーキャリアは、確かに長い間景気悪いとはいえ、なんか意外ですね。
KLMはすでに述べたように6機発注し、現在4機まで受領しています。モデルになった機体は、その記念すべき第1号機。2008年1月から飛び始めているようです。KLMは機体に名前を付ける習慣があるようで、B777-300ERには、国立公園の名前を付けています。この子に付けられたのは、"Nationaal Park De Hoge Veluwe"。オランダにある氷河期に形成された地形が残る自然豊かな場所のようです。ホントかウソかしりませんが、B777-300ERは、いわゆるエコ・フレンドリーなヒコーキだから、この名前になったって話もあるようです。
さて、B777ですが、ちょっと胴体が短い-200と合わせるとモデル化されるものが非常に多いこともあって、手持ちのほうもずいぶん増えてきてます。とくに-300ERは、カッコいいなあとおもうので、ついついほしいモノリストにいれてます。(今はAFの新塗装にQR、TKあたり。)そろそろ一番好きなヒコーキA340を数で抜いちゃったかも。最近ちゃんとモデルを整理していないのですが。。