月も替わってハロウィーンもおわったし(といっても、もともとアメリカで発達したお祭りだから英国ではそんなにハロウィーン盛んじゃないけど…)…ってことで、
町は一気にクリスマスモード。
英国の(そしてたぶんヨーロッパの)クリスマスは、日本でいうところのお正月に近いので、準備もかなり前から始めます。
「郷に入らば郷に従え」というコトバもあるし、僕も今年は
早めにクリスマスなちっちゃいもんショッピング始めました。その第一弾。9月に(!)クロアチア行ったときに買ってきたもの。
クロアチアはスラヴォニア地方のオシジェク(Osijek)って町で作られているジンジャーブレッド(生姜パン?)で出来たクリスマス飾りです。この地方では400年にわたってジンジャーブレッドをつかった工芸の伝統があるそうです。ジンジャーブレッドをしっかり砂糖で固めてあるので、10年から15年くらいは持つそうですよ。もちろん、もともとは食べ物だったんで、作りたてのときはたべられうるし、もちろんこの状態になってもたべられないことはないはずだけど、もう
固すぎるから…とお店の人にいわれちゃいました。
この写真の飾りのように、真っ赤に塗った上でいろいろ色とりどりの模様をつけるのが伝統的なスタイルで、ハート型やウマ型のほかに赤ちゃん型なんかがよくある飾りの形だそうです。
ちなみに、クロアチアのクリスマス飾りといっても、僕がでかけたのはアドリア海沿いのダルマツィア地方。ゲットしたのもドゥブロヴニクのおみやげ物屋さん(日本語ガイドブックにも載ってるようなお店)。スラヴォニアは、ダルマツィアからすると首都のザグレブよりも遠い内陸部だったりするわけで、もーこれはツーリズム万歳!というほかない感じ。
それから、このクリスマス飾りやダルマツィアの家のミニチュアの写真でも使ってる敷物も、クロアチアで買ってきたものです。ドゥブロヴニクあたりの伝統衣装に使われる刺繍模様をあしらったテーブルクロス@最小サイズ。緑色の幾何学的な模様は、タコとかイカをモチーフにしたものなんだそうですよ。