今までずっと旅客型をあつめてましたが、はじめての貨物機をげっとしました。
ルフトハンザの貨物部門で活躍しているMD-11Fです。MD-11は、マクドネル・ダグラス社の大型3発ジェット機で、その独特の形で人気の高い飛行機です。ライバルの会社(ボーイングとエアバス)の競合機種との競争に敗れてしまい、すでに生産が終了しています。
旅客型としてはあまり評価が得られなかったのですが、貨物機としてはエアラインから一定の評価を得たようで、旅客型として製造された機体も、貨物型に改造されて、使い続けられています。
ルフトハンザは、貨物部門用に貨物型のMD-11Fを14機発注しました。ルフトハンザではこれに加えてアリタリアで旅客機として使われていた機体を5機、貨物型に改造して計19機のMD-11を貨物部門で使っています。日本にも飛んできているようです。(
コチラなど)
ちなみに、このルフトハンザからの発注を最後にMD-11の生産も終了となり、ルフトハンザが2001年に受領した最後の14機目のMD-11Fは、200機製造されたMD-11の中でも一番最後に造られた機体となりました。
モデルになった機体は、ルフトハンザが最初に受領したMD-11Fで、1998年に就役しています。